好きに食べて痩せる?そう糖質制限ダイエットならね。
2015/03/09
タイトルがかなり胡散臭いですが、実際に糖質制限ダイエット、いわゆる炭水化物抜きダイエットなら、食べることを我慢せずに痩せられます。その仕組みを詳しく説明していこうと思います。
糖質制限ダイエットのやり方
糖質制限ダイエットは1日の糖質摂取量を40g以下に抑えることが必須です。そして1回の食事では20g以下に抑えます。この原則を守ってさえいれば、何をどれだけ食べても良い!というのが糖質制限ダイエットです。
実際に普段の生活で糖質量を直接調べるには、いちいちスマホで調べてチェックするか、食品の栄養表示にある炭水化物の量を見るか、のどちらかになるかと思います。炭水化物は厳密にいうと糖質+食物繊維なので、炭水化物の量=糖質量というわけではないのですが、そこまで厳密に考える必要はあまりないかと思います。
糖質制限ダイエットで痩せる理由
理由①:脂肪を燃焼しやすい体になる。
糖質制限を行い、1日の糖質摂取量を40gに制限していくと、体にある変化が起こります。糖質が制限されるということは、体内にあるブドウ糖が枯渇するということで、体は代わりとなるエネルギー源を作り出さなくては生命活動を維持できません。そのため、私たちの体は「新糖生」という、肝臓で脂肪からケトン体というエネルギー源を生成るシステムを働かせます。糖質制限をしていない通常時であっても、この「新糖生」は起こってはいます。ですが糖質がたっぷりと供給されている場合は、ブドウ糖の方が優先的にエネルギー源として使われるため、「新糖生」はあまり活発な状態ではありません。
「新糖生」は脂肪をエネルギー源として、ケトン体を生成するため、「新糖生」さえ活発になれば、体の脂肪や食事で摂取した脂肪をエネルギーとして消費することができるようになるのです。
つまり糖質制限をすることによって、わざわざ運動しなくても、脂肪を燃焼する体になれるのです。
理由②:インシュリン(肥満ホルモン)の分泌を抑えられる。
糖質を多く含んだ食品を摂取すると、通常の10倍〜20倍ものインシュリンが分泌されます。インシュリンは血糖を筋肉に取り込ませる働きをします。そして筋肉は血糖をエネルギー源として、グリコーゲンというエネルギー源を蓄えていきます。全ての血糖が筋肉に取り込まれれば良いのですが、食事で摂取しすぎていれば、当然余分な血糖がでてきます。インシュリンはこの余分な血糖を脂肪に変える働きもします。
糖質制限をすれば、インシュリンが過剰に分泌することもなく、脂肪を蓄えることもなくなります。
いかがでしたでしょうか?脂肪を燃焼しやすくする+脂肪を作りにくい体になることで、摂取カロリーを極端に減らすようなダイエットではなく、健康的に食べるものは食べて、痩せることができます。
興味を持たれた方はぜひ挑戦してみてください。
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